神式による葬儀のマナー

宗教や宗派の違いによって葬儀の流れや作法にも違いがあります。国内の葬儀では仏式が最も多くみられますが、他の宗教の作法で行われる場合もきちんとした振る舞いができるように、ある程度の知識を持っていた方がいいでしょう。結婚式ではよくみられますが、神式で行われる葬儀もあります。「神葬祭」と呼ばれるもので服装は一般的な喪服で問題はありません。仏式と違って数珠は使用しません。神式では香典とは言わないため、袋には「御霊前」「御神前」などと表書きするのが一般的です。

神式の葬儀はあまり経験する機会がないので難しそうに思えますが、基本的には「手水」と「拝礼」の作法を覚えておけば問題はありません。手水は、会葬者の心身を浄めるための儀式です。神社を参拝するときのことを思い浮かべればスムーズにできます。桶に入った御神水を柄杓ですくい、左手、右手の順に3回に分けて洗い流します。手と同様に不浄な口を清めるために左手ですくった水で口をすすぎます。

拝礼も神社の参拝と同じで、「二礼二拍手一礼」が基本となります。ただ葬儀の場合は、普段は大きな音を立てて打つ拍手は手を合わせる寸前で止め、音を鳴らさないようにするのがマナーです。